中野区新中野の整形外科 リハビリテーション科 新中野整形・リハビリテーションクリニック 中野富士見町

中野区新中野の整形外科 リハビリテーション科 新中野整形・リハビリテーションクリニック

中野区新中野の整形外科 リハビリテーション科 新中野整形・リハビリテーションクリニックの診療時間は(月・火・木・金)9:00~12:30 15:30~18:30 土曜は9:00~13:00 休診日:水曜・土曜午後・日曜・祝日

中野区新中野の整形外科 リハビリテーション科 新中野整形・リハビリテーションクリニックの電話番号03-6382-5452

中野区新中野の整形外科 リハビリテーション科 新中野整形・リハビリテーションクリニックは丸の内線「新中野」駅より徒歩4分

中野区新中野の整形外科 リハビリテーション科 新中野整形・リハビリテーションクリニックはネットから予約できます

突き指・マレット指

突き指

突き指は、ボールや物を指で突いて、指先に大きな力が加わることで起こる指のケガの総称です。

指先の痛み、腫れ、動かしにくさなどの症状がありますが、そのうち治ると軽く考え、放置されてしまうことが多いです。

突き指の中には骨折、骨端線損傷、捻挫(靭帯損傷)、腱損傷などが含まれ、場合によっては手術が必要な場合もあります。

早期に正しく診断されないと適切な治療の時期を逸する可能性もあります。

突き指だからと軽く考えずに整形外科受診し、レントゲン、エコーなどでチェックをしておくことをお勧めします。

マレット指(骨性、腱性)、槌指

出典:日本整形外科学会「マレット変形(槌指)」

手指の第1関節(DIP関節)が木槌のように屈曲した状態になり、自分では伸展できずに槌指(マレット指)と呼ばれます。

マレット指には、①腱性マレット(腱損傷によるもの)と、②骨性マレット(末節骨骨折によるもの)があります。

原因

多くは外傷によるもので、指が物にぶつかった際(突き指)、指先に力が入った際など、指先が急激に屈曲を強制された際に生じます。

その他、包丁などで指の中節骨より遠位で伸筋腱が切れても同様の症状が起こります。

①腱性マレット

指を伸展する伸筋腱が断裂していて指が伸展できないタイプです。

加齢変化による腱質の低下が関与していると言われ、中年以降に多いようです。

②骨性マレット

末節骨の伸筋腱付着部で関節内骨折が起こり、指が伸展できないタイプです。

年齢はあまり関係なく、強めの外傷で起こることが多い印象です。

症状

手指の第1関節(DIP関節)が屈曲したままになり、自分では伸展できなくなります。

(他動的な伸展は可能です。)

骨性マレットでは痛み、腫脹がでますが、腱性マレットでは痛みがない場合もあるようです。

マレット指を放置していると第2関節(PIP関節)が過度に伸展するスワンネック変形を起こすこともあります。

診断

手指の形状が第1関節(DIP関節)で屈曲し、自分で伸展ができなければマレット指といえますが、骨折の有無で治療方針が変わることもあり、腱性マレットか骨性マレットかを見分ける必要があります。

そのためにはレントゲン、エコー検査が必要です。

  • 問診:指の外傷状況を確認します。
  • 身体所見:痛み、腫脹、ROM(特に自分で動かせるか)をチェックします。
  • レントゲン、エコー:末節骨の骨折、伸筋腱損傷をチェックします。

治療

出典:日本整形外科学会「マレット変形(槌指)」

①腱性マレット

保存的治療

一般的に装具(スプリント)、外固定を使用した保存的治療を行い腱の癒合を目指します。

第1関節(DIP関節)を伸展した状態で固定するマレット装具を装着し、6~12週程度外固定します。(エコーで腱断端と末節骨の状況を確認しながら装具を調整したりもします。)

以降は、リハビリテーションで徐々に可動域訓練を行います。

リハビリテーションのご案内はこちらから

経過観察

第1関節(DIP関節)の伸展ができずに指先が曲がるため見た目には問題がありますが、日常生活に大きな問題が出ることは少なく、曲がった状態で経過観察する場合もあります。

外科治療

腱断裂から時間が経過していると自然治癒はほぼ望めず、腱を末節骨に縫い付ける手術が必要な場合もあります。

腱性マレットは、確実に治癒する方法がないのは問題ですが、受傷早期に整形外科受診し、装具を適切に使用することが大切です。

②骨性マレット

装具による保存的治療も可能ですが、手術で骨癒合が得られれば指の伸展が可能になり、成績は良いため手術をお勧めすることが多いです。

末節骨が脱臼している場合には積極的に手術をお勧めします。

初期治療後は、手術、装具治療で固定していた第1関節(DIP関節)を自分で自由に動かせるようにリハビリを行うことが大切です。

その際、骨折部の離開、腱の再断裂などに注意が必要で、整形外科医師、リハビリ担当者の指導を守りましょう。

その他の疾患

突き指の中にはその他にも以下のような疾患が含まれます。

  • 末節骨の骨端線損傷、骨折
  • 中節骨掌側の剥離骨折、掌側板の損傷
  • 屈筋腱損傷、ラガージャージ(ジャージ損傷)
  • 捻挫
    ・母指捻挫(skier's thumb:母指MCL損傷、MPロッキング)
    ・母指以外の捻挫(coach's finger:医者に行かずにコーチが治療、PIPでの側副靭帯損傷)
  • 指関節脱臼(母指、示指の脱臼には注意が必要です。)

突き指だからと軽く考えずに整形外科受診し、レントゲン、エコーなどでチェックをしておくことをお勧めします。

当院でできること

  • 身体所見、レントゲン、エコー検査からの診断
  • 投薬、補装具を使用した保存的治療
  • 専門スタッフによるリハビリテーション
  • 手術術後の回復リハビリテーション

診断から治療、その後のリハビリまで患者さんの症状に合わせて対応しておりますので、ご相談下さい。

当院でできないこと

当院では、MRIでの精査、手術加療はできません。

必要であれば専門外来に紹介させていただきます。

変形性頚椎症
頚椎椎間板ヘルニア
ストレートネック(スマホ首)
頚椎捻挫(むち打ち損傷)、外傷性頚部症候群、寝違え
胸郭出口症候群
肘部管症候群
テニス肘
ゴルフ肘
野球肘
肘内障
肩腱板損傷・断裂
肩石灰沈着性腱板炎
肩関節周囲炎
(四十肩、五十肩)
凍結肩(frozen shoulder)
・拘縮肩
頚肩腕症候群・肩こり
ギックリ腰(急性腰痛症)
腰椎椎間板ヘルニア
腰部脊柱管狭窄症
脊柱側弯症
胸腰椎圧迫骨折
腰椎分離症・分離すべり症
ガングリオン
ドケルバン病
ばね指
母指CM関節症
指変形性関節症(へバーデン結節、ブシャール結節)
手根管症候群
ギオン管症候群(ギヨン管症候群、尺骨神経管症候群)
突き指・マレット指
膝半月板損傷
膝靭帯損傷
オスグット病
変形性膝関節症
足関節捻挫
アキレス腱断裂
外反母趾
有痛性外脛骨
モートン病(モートン神経腫)
足底腱膜炎
Jones骨折(ジョーンズ骨折・第5中足骨近位骨幹部疲労骨折)
足部骨端症
扁平足(flat foot)・開張足
関節リウマチ
高尿酸血症と痛風発作
ロコモティブシンドローム
骨粗鬆症
グロインペイン症候群(鼠径部痛症候群)
大腿臼蓋インピンジメント症候群(FAI)
股関節唇損傷
変形性股関節症
大腿骨近位部骨折
運動器不安定症
フレイル
サルコペニア
モヤモヤ血管治療(動注治療)のご案内
PFC-FD™療法(再生医療、バイオセラピー)のご案内
ハイドロリリース・プロロセラピー(エコーガイド下)
労働災害保険(労災)での受診
交通事故での受診
第三者行為での受診

このページの先頭へ戻る